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お米を食べて花粉症治療「花粉症治療米」
日経新聞の記事によると「花粉症治療米」というお米があるそうです。
このお米を食べ続けることで花粉症の症状を抑えるというものらしいです。
既にマウス実験では効果を発揮しており、東京慈恵会医科大学で2015年2月から臨床研究がスタートしています。
花粉症治療米を一定期間食べ続けると、体が花粉(アレルゲン)になれることで、アレルギー反応が薄くなるとうことです。
これは「減感作療法」と呼ばれるもので、2014年に承認された「シダトレン」と同じようなものといえるでしょう。こちらの場合はお米として食べることで効果が得られるのであればより手軽に行えそうです。
いまのところ、パックご飯として販売するという方法と、有効成分だけを抽出したカプセルを作成して医薬品として販売するという二つの方法が検討されているようです。
花粉症治療米についてはまだまだ製品化、医薬品として承認されるまでは時間がかかるものと思います。でも、減感作療法という花粉症の症状を抑える治療ではなく、花粉症そのものを治癒させようという治療のオプションが広がるというのは花粉症患者の視点ではとても良いことだと思います。
減感作療法についてはまだまだこれからという面もありますが、期待していきたいところです。
なお、先日紹介した「春季療法ブレンド(ハーブティー)」ですが、思いのほか私にはあっているようです。いつもならスギ花粉に悩まされている時期ですが、症状の出が弱く薬がいらない状態を維持できています。このまま春を乗り切れるといいなぁ。
2015年3月3日
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