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花粉症の減感作療法(アレルゲン免疫療法)の効果、費用
減感作療法とは、花粉症の抗原(アレルゲン)となっている原因植物を液体状にし注射などであえて体内に取り込む事で、原因植物の花粉に過敏に反応しないようにする方法。長時間かけて人の体質を変え、抗原に慣れさせてアレルギー症状を抑えていく治療法です。
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減感作療法(アレルゲン免疫療法)の概要と効果
根本的な花粉症の治療としては高い成功率を誇る方法ですが、即効性がないため1~3年の長期に渡って、定期的にかつ継続的に注射をしなければいけません。そのためあまり一般的ではなく、この減感作療法を行う事が出来る病院が限られるなどのデメリットも。最近では新しい減感作療法として、注射の代わりに抗原を舌下投与する方法などもあります。100回ほど注射をする必要がある通常の減感作療法と違い体に対する負担が少なく、また自宅で手軽に出来る方法として注目されています。しかし日本国内では減感作療法自体、取り組んでいる医療機関が少ないのが現状です。
2014年2月に「シダトレンスギ花粉舌下液」という口にく含むタイプの減感作療薬(アレルゲン免疫療薬)が厚生労働省より認可されました。
(参考:花粉症の根治を目的とする治療薬(シダトレン)が承認される)
まだ未知数の部分もありますが、花粉症の「根治」に結び付く可能性のあるこの分野の治療。ぜひとも進展していってもらいたいものです。