緑茶で始める花粉症対策

私たちの生活に根付いている「緑茶」。普段から飲まれている方も多いかと思います。この緑茶、実は花粉症対策にも実はかなり効果的に作用するということを御存じでしょうか？ここでは緑茶を使った花粉症対策についてまとめます。

なぜ緑茶が花粉症に効果的なのか？

緑茶には「ポリフェノール」が多く含まれています。ポリフェノールとは、光合成で作られる色素や苦味成分の事で、ほとんどの植物に含まれており、その数は約5000種類以上もあると言われています。そしてこの緑茶にはポリフェノールのひとつである「カテキン」が含まれています。

カテキンには、アレルギー症状を引き起こす原因物質とされる「ヒスタミン」が多量に分泌されると、肥満細胞の働きを抑える作用があるとされています。カテキンは体内に入ると吸収が早く、また皮膚や粘膜を保護する働きも備わっています。その上カテキンは、抗ヒスタミン薬/抗アレルギー薬特有の副作用などが見られません。しかし、緑茶は治療薬ではないため花粉症の予防のためには、花粉症の症状が出てから飲み始めるのではなく、普段から習慣として飲むことが大切です。

緑茶の中でも「べにふうき（紅富貴）」という品種の緑茶が花粉症予防に効果が期待出来るとされています。べにふうきは強い渋みが特徴の緑茶で、抗アレルギー作用のあるメチル化カテキンを含んでいます。また、このべにふうきのメチル化カテキンの持つ抗アレルギー作用は、花粉症の原因植物であるアレルゲンの種類を選ばないとされている事から、様々な花粉症の種類に効果が期待できる緑茶です。

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同じく「緑茶ブレンド」もお勧め。緑茶に加えて、ハーブティーで花粉症対策でも説明した抗アレルギー作用がある「ネトル」をブレンドしています。つらい花粉症の方にお勧めのお茶です。ネトルは鉄分などの栄養素の豊富なので栄養補給にもばっちりです。