花粉症対策に「じゃばら」が有効？じゃばらって何？

花粉症対策ナビ >> 花粉症に関する最新トピックス >>花粉症対策に「じゃばら」が有効？じゃばらって何？

花粉症の基本

春のむずむずのためのハーブティー。アレルギー緩和などに用いられている各種ハーブをブレンドしたハーブティー。

テレビでも花粉症に効果的として紹介された「じゃばら」という果実をご存じでしょうか？じゃばらと言われると「蛇腹」を連想しますが、和歌山県だけで清算されている柑橘系の果物なのだそうです。

なんでも、ゆずとミカンが自然交配してできた果物だそうです。

それで、なぜ花粉症に良いのかと言うと「ナルリチン」というフラボノイドの一種が豊富に含まれているからと言われているそうです。

このナルリチンは花粉症などのアレルギー症状の原因となるIgE抗体を抑制したり、ヒスタミン放出を抑えるなどの働きが期待できるということです。

ナルリチンの効果についてはまだ研究中という側面も大きく、確実に効果があると言えるものではありませんが、実験で花粉症などのアレルギー症状の抑制につながったというものも出てきているそうで、今後の研究が期待されています。

ちなみに、このナルリチンは「じゃばら」に多く含まれているのですが、これ以外のかんきつ系の果物にも含まれています。たとえば、「イヨカン」にもナルニチンは含まれています。イヨカンは生産量も多く、手に入れやすいので、これで代用するというのも一つの手かもしれませんね。

ちなみに、こうした効果に目を付けて、「じゃばら」の成分を使ったサプリメントなども販売されているようです。手っ取り早く試したいと言う方はこうした商品も良いかもしれません。

2015年1月23日